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自動車保険で絶対に必要な任意保険とは?

絶対必要任意保険

自動車保険にはクルマを所有する人が全員加入しなくてはならない強制保険である「自賠責」と「任意保険」があります。

任意保険は名前のとおり任意に加入できる保険ですが、この保険は自賠責だけでは賠償仕切れない部分をカバーしてくれる保険というのが大きな趣旨ですから、必要な任意保険としては事故の相手の損害を補償してくれるものがあくまで必要となってくるのです。

最近の事故賠償事例をみていますと、とにかく人身事故で万が一死亡事故になるような重大事故を引き起こした場合には、ひとりの被害者に対して億単位の賠償金を求められるケースも珍しくなくなっています。(参考:対人賠償保険の高額賠償判決例

また対物事故でもクルマではなく電車などと衝突した場合、車両とともに休業した期間の損害補償を支払うことを余儀なくされ、こちらも億単位の支払いを要求されることが日常的になっています。(参考:対物賠償保険の損害賠償金額ランキング

こうなると任意保険で絶対にはいっておかなくてはならないものというのはかなり明確になってくるのです。この項目ではそんな必要不可欠の任意保険についてまとめてみることにします。

絶対に必要な任意保険とは?

冒頭でも書きましたように、事故を起こした場合、その相手に対する賠償をとにかく保険で確保することが必要不可欠となります。したがって、まずは対人賠償保険と対物賠償保険の2つについて十分な補償を受けられるものに加入しておくことが最低限必要となります。

自動車保険で絶対に必要な任意保険
1.対人賠償保険 上限無制限補償
2.対物賠償保険 上限無制限
3.搭乗者傷害保険
4.車両保険(一般タイプ ⇒ エコノミータイプ)

1.対人賠償保険では無制限への加入が必須

対人賠償保険は、10年以上前までは3000万や5000万といって上限設定のついた保険が主流でしたが、現在ではそうした金額では到底間に合わない時代に入ってきています。

また相手はひとりとは限りませんから、少なくとも対人賠償の保険が活躍するためには無制限の限度額加入が必要となるのです。

ここで上限金額を設定して保険料が数百円安いものを選んでみても、保険としての本質的機能が発揮されなければ何の意味もありません。任意保険として意味をなすためにはやはり無制限補償が必須となるのです。

かなりの社会的地位のある方複数名を被害者としてしまった場合、最悪の事態となる死亡に至らしめる状況では億単位の賠償金はほぼ確定となりますし、一命をとりとめても障害が残るといった事態に陥れば、その後の補償金も莫大なものになってしまいます。

せっかくの任意保険に加入するときに、あえて上限額を設定するのは非常にもったいない行為となってしまうのです。したがって対人賠償保険は無制限の選択が求められることになるのです。

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2.対物賠償保険も同様に無制限の選択が不可避

人に対する補償も大変ですが、事故の相手のものやクルマに対する補償も巨額になるケースが増えています。

高額なクルマというと外国製のスポーツカーなどを思い浮かべがちで、世の中にはそれほど高い車は走っていないと思う方も多いと思いますが、日常的に走っている車で高額車両というのはまったく別のものが存在するのです。

たとえば観光バスなどは1台平気で8000万以上の金額のものもありますし、ダンプトラックでさえ5000万の価格のものが公道を走っているのです。タンクローリーや特別な仕様のトラックなどと衝突し、しかも自分に過失がある場合にはそのすべてを弁償しなくてはならなくなります。

また積荷も当然賠償の対象となりますから、トラック一杯リチウムイオンバッテリーが積まれていたりICのプロセッサが積まれていたりしようものなら、賠償額は乗り物の比ではなくなることも考えられるのです。

またコンビニなどに間違って突っ込んでしまえば、店舗の弁償はもとより、休業中の売上想定額を補償することになりますし、働いているアルバイトの費用さえも加害者負担になるのです。

こう考えますと、対物賠償で思い浮かぶ相手とはまったく異なる被害者の損害賠償に応じることになる可能性はかなり高くなってくるのです。こうしたことから、対物賠償保険についても無制限の上限設定による加入はいまや不可避のものとなっているのです。

とにかくこの2つについては他人に与えた損害を補償する上でも絶対に必要な任意保険となるのです。

3.自分の財産、命、そして同乗者に対する補償も重要(搭乗者傷害保険)

対人、対物といった賠償保険の場合、もっとも欠落してるのが、自分に対する補償です。

100歩譲って車が壊れてしまったらスクラップにしておしまいでも仕方ないという考え方もありますが、運転していた自分自身が怪我をしたり、同乗者が怪我を負ったり、さらに不幸なことに命を落としてしまったりした場合、当然この領域にも補償が必要になってくるのです。

自分自身だけであれば、車とは関係なく損害保険に加入しておくことも考えられますが、契約者本人と配偶者、同居の家族、ドライバーなどの補償をカバーするのであれば搭乗者傷害保険への加入が必須ということになります。

搭乗者に対する補償が得られる保険としては、「搭乗者傷害保険」という独立した保険と「人身傷害補償特約」の2つが存在することになります。この2つの保険は似たような補償になっていますが、役割が少しずつ異なるものになります。

搭乗者傷害保険は契約したクルマに乗車中に搭乗者が事故で怪我を負ったり死亡した場合に、契約時に設定した定額の死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金が支払われるものとなります。

この保険は対人や対物保険とは別個にかけられるものであるため、保険の利用が自動車保険全体の等級に影響を与えるものではありません。

保険金額は保険会社によってことなりますが、500万から2000万まで加入が可能で、医療保険金は部位および症状ごとに細かく規定があり、5万円程度から100万円程度まで保険会社によって支払額が若干上下する内容となります。

一方、人身傷害特約は、契約した車に搭乗中に自動車事故に遭遇し、死傷した場合に支出した治療代をはじめ、死亡保険金の支払いを受けることができる保険です。

こちらの保険では保険契約者とその家族が契約車両に搭乗していないときに自動車との事故に遭遇した場合でも保険金が支払われることになり、補償の範囲が交通事故全般に広がっているところが大きな違いとなります。

この2つの保険は保険料にも大きな違いがあり、人身傷害特約のほうが補償範囲が広い分保険料は高くなります。したがって一般的には搭乗者傷害保険を選択するユーザーが多くなっているのが現状です。

人身傷害特約の場合、事故の相手側に過失があるケースはもとより、契約者の過失割合が100%という最悪の状況であっても補償されますし、相手のいない単独事故であっても補償されるのが大きな特徴です。

搭乗者傷害保険はたとえ利用してもその後の等級には影響を及ぼしませんので、安心して利用することができるのも大きなメリットとなります。

この保険の補償金額としては、日数払いから損害部位ごとの病状による支払が基本となっています。例えば手や指なら打撲や捻挫で5万円、骨折で20万円、欠損で25万円を上限とする支払といったように決められています。

保険会社によってほとんど横並びですが、個別約款によって支払金額は多少上下しますので、加入前に一応保険会社ごとにチェックしておくことがお勧めです。

また人身傷害補償特約に加入していれば、治療費を受け取ることができますが、一般的には、人身傷害補償よりも搭乗者傷害保険のほうが掛け金は安くなります。

4.自分の車を自分で補償する車両保険

さらに必要となるのが自分の車に対する補償です。対人、対物、搭乗者傷害保険に加入しても一銭も補償されないのが自分の車の損害です。

もちろん低年式車であれば諦めて買い替えするのも一つの方法ですが、ローンで購入したような高額車両の場合、残債だけ残るという極めて厳しい状況に陥ることもあるのです。

これをなんとか食い止めてくれるのが車両保険ということになります。一般タイプが高額で加入しづらいとしてもエコノミータイプに加入していれば、最悪全損のような状況になっても保険が損害をカバーしてくれますので安心できます。

ここまで見てきますと結局任意保険は対人、対物、搭乗者傷害、車両保険とみな必要になるわけですが、あえてどうしても順位をつけるとすれば対人、対物は同レベル、搭乗者保険が次に重要で、余裕があれば車両保険という順番になります。

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