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自動車保険の補償内容は無駄を省いて必要なものだけを!私の補償内容で解説!

自動車保険の補償内容
執筆者
三原 由紀 ファイナンシャルプランナー:三原 由紀

任意保険は自分にとって本当に必要な保険(補償)だけを選び無駄なものは徹底的に省くことによって、年間保険料はグッと安くなりかつ十分な補償を受けることが可能です。

その際の手順を私の任意保険の例を使って解説しております!

保険料を安くするためには補償を絞って こちらから複数社見積もりをとって安いところを選ぶことが大切です。

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自分が本当に必要な自動車保険の(補償)を選ぶことが大切です!

任意保険に加入すると、年間数万円~十数万円はかかります。年齢が20歳前後の方であれば20万円を超える方もいらっしゃるでしょう。保険料は毎年かかりますからそれだけに、できるだけ安くしたい!というのは、運転者の切実な願いでもあります。

保険料を安くするだけならすごく簡単です。対人と対物だけ無制限にして、他は全部取っ払ってしまえば保険料は格段に安くなります。しかしこれでは万一の事故の際に自分や同乗者への補償が受けられなかったり、車本体への補償が受けられなかったりします。これではせっかく保険に入っていてもあまり意味がありませんよね...。

ですので任意保険を選ぶ際に大切なことは、"無駄は徹底的に省いて、必要な補償は選ぶ!"ということがポイントになってきます。

では具体的にどうすればよいのか、現在の私の任意保険の補償内容を元に解説したいと思います。

補償内容 補償額
対人賠償保険 無制限
対物賠償保険 無制限
搭乗者傷害保険 なし
人身傷害補償保険 5000万円
無保険車傷害保険 2億円
自損事故保険 車両保険に付帯
車両保険 一般タイプ
その他 本人限定・26歳以上補償・11等級・使用用途(通勤)・ゴールド免許割引・ロードサービス・弁護士費用・日常生活賠償(無制限)

まず1行目と2行目の「対人賠償保険」と「対物賠償保険」は無制限にします。その理由はこのあたり(参考:対人賠償保険の高額賠償判決例対物賠償保険の損害賠償金額ランキング)を参考にしていただければと思いますが、万一の事故の際相手を死亡させてしまったり、高額なものを壊してしまったりした場合には、億単位の損害賠償金が請求されることもザラにありますので無制限にしておくべきです。上限を設定したところで保険料はそんなに変わりませんので、やはり無制限がベストです。

3行目の「搭乗者傷害保険」と4行目の「人身傷害補償保険」ですが、こちらは内容はよく似ていますが乗っている人(運転している人と同乗中の人すべて)のケガや死亡に対する補償です。異なるのは、人身傷害補償保険の方がより補償範囲が広く補償される金額も大きいということがあげられます。(参考:搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いをわかりやすく解説!

そのため私は人身傷害補償保険だけに加入していて、上限金額を5000万円に設定しています。両方に加入するよりは保険料がグッと安くなり、かつ十分な補償を受けることが可能です。

ただし例えば、普段家族しか乗せない人で、家族全員がそれぞれ別の医療保険に加入していれば、事故によりケガをしたとしても医療保険で補償されますので、わざわざ自動車保険で加入しておく必要はありません。自動車保険の方では省くことが可能です。

次に5行目の「無保険車傷害保険」についてですが、現在の任意保険の加入率は約70~80%となっており、約20~30%の人は任意保険に加入していないという統計データがありますので、相手からの補償が十分に受けられない場合に備えて加入しています。

最後に、「自損事故保険」についてですが、私の場合「車両保険」に自動的に付帯されるようになっていますので、車両保険に関して解説したいと思います。

まず車両保険というのは自分の車に対しての補償です。事故はもちろんのこと、イタズラや盗難、災害など、車両保険の種類によって補償範囲が異なります。一般タイプ・エコノミータイプ(車対車+限定A)・エコノミータイプ・限定Aの4種類があります。

一般タイプは補償は最も手厚いですが保険料もかなり高額(倍くらい)になりますし、仮に車両保険を使った場合、1等級または3等級ダウンしますので以後の年間保険料が上がる結果となりますので、車両保険に加入するかどうかは、車の年式や価格、事故の可能性などもよく検討する必要があります。

また一般タイプであっても「免責」金額をうまく設定することで保険料をかなり抑えることが可能になります。(参考:車両保険の「免責」の意味

私はプリウスを新車で購入しましたので、さすがに買ってすぐに事故で廃車になるのは精神的につらいと思ったので、もし事故で廃車になったとしても車両価格(全額ではない)が補償されるように一般タイプを設定しました。一般タイプであれば自損事故や当て逃げなんかも補償されます。また免責金額を10万円に設定して保険料はできるだけ安くしておきました。

車を中古車で安く買った場合や、あまりに修理費用が高くなった場合は買い替えると割り切ることができる場合は、そもそも車両保険をつけないという選択肢もアリです。車両保険をつけなければ、保険料はグッと安くなります。

また「その他」の部分で、弁護士費用・日常生活賠償(無制限)と書かれていますが、これは私が特につけておいた方がよいと思う特約ですので、選択しています。(参考:私が個人的につけておいた方がよいと思う特約

自動車保険に最低限つけておきたい必要な特約とは?

自動車保険をムダなく必要最低限の補償にとどめるためには、特約の選び方も重要です。

とくに最近人気のダイレクト型自動車保険は、ユーザーが自分で好きな特約を組み合わせて加入するスタイルになっているため、あれもこれもつけてしまうと結局高くついてしまいます。

数ある特約の中から、できるだけつけておいたほうがいいものを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

弁護士費用特約

私もつけていますが、弁護士費用特約とは、事故で弁護士を雇うことになった場合に、その費用が補てんされる特約です。

事故が起きると、まずは保険会社同士が示談交渉を行ないますが、話がまとまらなかった場合は弁護士を雇って法的な手続きをしなければいけないこともあります。弁護士費用は決して安いとはいえないため、特約をつけておいたほうが安心です。

もう1つ、弁護士費用特約が役立つケースに「もらい事故」があります。こちらに一切の過失がないもらい事故では、「弁護士法」という法律により、保険会社が示談交渉を行なうことが禁止されています。そのため、相手方との交渉は自分でするか、弁護士に依頼するしかないのです。

弁護士費用特約の上限は300万円に設定されている保険会社が多いのですが、交通事故の弁護士費用は100万円以内でおさまるケースが多いため、これで十分です。弁護士費用特約をつけた場合の保険料の差額も、せいぜい年間1,000円強といったところですので、万が一のことを考えてつけておくことをおすすめします。

対物超過修理費特約

対物超過修理費特約とは、相手の車の修理代が時価額を超えた場合に、不足分が支払われる特約です。

事故で相手の車を壊してしまった場合、基本補償である「対物賠償責任保険」によって修理代が支払われます。しかし、その額は車の時価相当額となっているため、実際には足が出てしまうことがあるのです。

そうなると、相手からクレームがついたりしてスムーズな事故解決がはかれません。そこで役立つのが、足が出た分を最高50万円まで補償してもらえる対物超過修理費特約です。

つけたとしても保険料は大きく変わりませんので、ぜひつけておきましょう。

個人賠償責任特約

これは私もつけた特約ですが、個人賠償責任特約とは、日常で起きるさまざまなトラブルに備えた保険のことです。

たとえば、自転車に乗っている時に他人にぶつかってケガをさせたり、不注意で店内の商品を壊してしまったり、飼い犬が誰かに噛みついてしまったりするなど、日常生活ではさまざまなシーンで、はからずも「加害者」になってしまうことがあります。そんな時に必要な補償を受けられるのが、個人賠償責任特約です。

しかも、加入すると家族全員(配偶者や同居の親族)が補償の対象になるため、たとえば子どもがうっかり人の家の物を破損させてしまった場合などにも補償を受けられます。

保険料は、年間1,500~2,000円くらいです。とくに自転車によく乗る人や、子ども・ペットがいる人などは、つけておいて損のない特約でしょう。

ただし、保険会社によってはこの特約がない場合もあります。

上記のほか、自分または同居の家族が原付バイク(125cc以下)に乗る場合は、「ファミリーバイク特約」をつけるのがおすすめです。バイク保険と異なり補償台数に制限がありませんので、1家に2台以上の原付バイクがある場合はとくにお得です。

自動車保険をなるべく安く、かつ安心できる内容で契約したい方は、基本的に上記の特約を中心に検討してみてください。

まとめ

以上が、無駄を省いて必要な補償を選ぶ際の考え方の解説になります。

「対人賠償保険」と「対物賠償保険」は無制限、「人身傷害保険」は最低3,000万円以上に設定し、あとは必要な特約をしぼりこんで付帯するのが基本です。何でもかんでもつけすぎてしまうと、せっかくリーズナブルな自動車保険でも高くなってしまいますので気をつけましょう。

今回は私の任意保険の補償内容を使って解説致しましたが、保険商品によっては補償が分かれていたり統合されていたりしますので、まずは自分が欲しい補償をメモで書き出してみて、複数の保険会社で見積もりをとってみることが大切です!⇒自動車保険一括比較!

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