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自賠責保険と任意保険の違い

自賠責保険と任意保険の違い

自賠責保険と任意保険は同じ自動車保険ですが、加入の仕方や補償範囲、補償の意味がそれぞれ異なります。

それぞれの違いを解説するとともに、 実際に保険金が支払われる補償の流れも解説しております。

任意保険は自賠責保険で補いきれない部分を補償する保険です!

自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があることは、自動車保険のきほんページで解説しましたが、では実際に保険への加入の仕方や補償の範囲、補償の意味などについてどう違うのか?具体的な違いを見ていきたいと思います。

まず大切なことが"任意保険は自賠責保険で補いきれない部分を補償する保険"であるということです。

何か事故が起きた場合の補償は以下のような流れとなります。

  1. 自賠責保険からの支払い
  2. 任意保険からの支払い
  3. 加害者の自己負担

例をあげて説明しますと、車同士の衝突事故で相手の運転手が怪我をしてしまったとします。相手方の運転手の治療費として20万円請求されました。 こういった場合、まずは①自賠責保険からの支払いが行われます。※ 今回は説明をわかりやすくするため過失割合等の条件は無視しています。

次に相手方の車の修理費として50万円請求されました。自賠責保険はあくまでも対人(人のケガや死亡)のみ補償しますので、対物に対しての補償はありませんが、任意保険には対物(通常無制限で契約)補償がありますので、修理費50万円は任意保険から支払いが行われます。(②任意保険からの支払い

事故の際の補償の流れは以上のようになります。このように任意保険は、自賠責保険では補いきれない部分を補償する保険なのです。

さらに任意保険でも補いきれない部分がでてきた場合には、③加害者が全額自己負担することになりますので、任意保険の補償内容を決める際には、車の使用状況や欲しい補償を十分に検討することが大切です!

加入の仕方・補償範囲・補償の意味の違い

自賠責保険と任意保険は加入の仕方・補償範囲・補償の意味に違いがあります。下表でまとめてみました!

  自賠責保険 任意保険
加入の仕方 運転車は強制的に全員加入 加入は自由。またどの保険に加入するかも自由に選択できる
補償範囲 対人(人のケガ・死亡)に対してのみ補償(傷害120万円・後遺症4000万円・死亡3000万円が上限) 対人・対物・自損(自分)に対して補償される。他にも、搭乗者や相手が無保険だった場合などさまざまな補償がつけられる
補償の意味 被害者救済のための最低限の補償 自賠責保険で足りない部分を補償する

自賠責保険と任意保険には上表のような違いがあります。

もはや任意保険への加入は常識!

ここまで自賠責保険と任意保険の違いについて細かく解説していきましたが、任意保険は「任意」という言葉通りに、入っても入らなくても法律上は問題ない保険です。

また年間の保険料は補償内容によって大きく異なりますが、年間数万円~十数万円程度はかかります。この保険料を高いと判断して加入しないということを選択してしまう方もいます。任意保険の加入率はだいたい約70~80%ですから、全体の20~30%の運転者が未加入となっています。

しかし例えば事故で相手を死亡させてしまった場合、その人が生涯働いて稼げたであろう賃金などを元に損害賠償金額が決定されますから、若い方や地位の高い役職につかれている方であれば、1億円を超えることもザラにあります。(参考:対人賠償保険の保険金支払例

また事故により他人の財物に損害を与えてしまった場合の損害賠償金が高額になる可能性も大いにあります。(参考:対物賠償保険の保険金支払例)自分のケガや同乗者のケガの補償も欲しいと思うはずです。

ここまでよく考えてみると、任意保険に入らないなんてあまりにもリスクが高すぎる!ということがおわかりいただけると思います。

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